【第2冊目】カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一
こんばんは!ましゅです。
今日も私が最近読んだ本について、ご紹介していきます!
お金に関する本や、不動産投資に関する本、生き方に関する本、今後の人生に役に立ちそうな本をたくさん読んで、みなさまにご紹介していきたいと思います♪
そして、100冊、200冊、300冊と積み上げていき、すぐさぼりたくなってしまうクズの私が、勤め人を卒業するまでの記録を書いていきます✨
それでは、第2冊目のご紹介です。
今回読んだ本は、
木暮太一先生の「カイジ「命より重い!」お金の話」
という本です。
どんな本なの?
さらに、序章の題名が「ようこそ、クズのみなさま」と書いてあるところにも、そそられまくりまして、私は、よだれを垂らしながら即購入しました♡(笑)
(いや、よだれを垂らすほどの勢いで、でした。)
読み進めていくと、タイトル以上のインパクトを私の人生にもたらしてくれた一冊でした。
書いてあることを、すごーーーく平たく言うと、マネーリテラシーがないと、あなたの人生詰みますよ。というものです。
そのことを理論的に数字を使ってわかりやすく、優しく、時に厳しく、教えてくれている、非常に愛ある一冊になっております。
私はこの本を、おしゃれ空間を提供してくれることで有名な(?)スターバックスさんで、隣に座っているJDが海外旅行の話をしているのを横目に、夢中で読み切りました。
なぜ私がこの本を手に取ったのか?
私がなぜ、この本を手に取ったのかというと、最近公開されたカイジの映画「ファイナルゲーム」を映画館に観に行き、カイジへの熱がとても高かったからです。
そして、カイジ「命より重い!」お金の本というインパクト抜群のこの本を書店で見つけ、パラパラっと見ていると、こんなことが書いてありました。
【問題】
あなたは、銀行から年率12%で100万円借りました。銀行から「返済が大変でしょうから、返済は月々1万円でいいですよ」と言われます。毎月の返済額が減るのは、あなたにとっても嬉しいことであり、さっそくその条件で契約しました。さて、あなたが借金を返済し終わるのは、何年後のことでしょうか?
※なお金利は「単利」とする
A 5年
B 8.3年
C 10年
これをみて、みなさんどれが正解だと思いますか?
なんと、答えはこの中にありません。
答えは、「返済は永遠に終わらない」です。
ひええ。恐ろしや~。金利~。👻
と私は思いましたね。本当にあった怖い話ですよ。
消費者金融の金利も12%くらいのところはざらにありますから、このように甘い言葉を言われて、ずっと元金返済が出来ずに、金利だけ吸われている人が、いるのだな。。。と思うと、本当に恐ろしい話です。
他人事のように話していますが、クズである私も、マネーリテラシーがないばっかりにこんなことになりかねません。
危ない危ない。(汗)
ということで、がっつり読ませていただきました。
どんなことが書いてあるの?
この本には、あなたが「カイジ」のようにならないための、お金に対する知識と理解(マネー・リテラシー)がたくさん載っています。
その中でも私が気になったものを3つご紹介していきたいと思います。
日本企業では、これまで給料はこう決まっていた
経済学的に考えると、長い間、日本企業は、”必要経費方式”+”一生涯保証型”で決めていました。
これを簡単に言うと「あなたが生きていき、あなたが明日も会社に来て、元気に仕事をこなすためにはお金が必要ですね。なので、その必要なお金を会社があげましょう」という考え方に基づいて給料の金額を決めるという方式です。
このような記述があります。
だから、会社勤めをしている我々は、働けど働けど、当分働かなくてもいいような額の給料は当然入ってこないし、また明日元気に会社に行けるくらいの少しのストレス発散のためのお酒や少しの美味しい料理が食べられるくらいのお金しか入ってこないのです。
もし、勤め人に余りあるお金を渡してしまうと、明日会社に来ないですし、当然といえば当然なのかもしれません。
私たちは、生きるために働いています。
しかし、会社からしたら、私たちは働くために生かされているのです。
なんだか、書いていてすごく悲しい気持ちになってきました。
次、行きましょう!
カイジのギャンブルから学ぶ”勝負”の世界
カイジの漫画や映画は観たことがあるでしょうか?
カイジの物語の中では多くのゲームが行われますが、出てくるゲームは、投資ではなくすべてギャンブルです。
では、「投資」と「ギャンブル」って何が違うの?
というと、投資は知識が必要で、知識があれば、ある程度は対応、対策ができるという点だと思います。
カイジはゲームに挑戦を何度もしますが、そんなカイジを見習いたいところが、一点あります。それは、カイジは大勝負に出る時、必ず期待値が高いギャンブルを選んでいる。ということです。
すなわち、
勝った時にもらえる金額×勝つ確率
が高いものを選んで、勝負に出ています。
カイジの場合はギャンブルを行っていますが、私たちが今後投資を行う上でも、期待値をしっかりと考えたうえで行うことが大切と学ぶことが出来ました。
一億総借金時代を迎え撃つ、正しいお金の使い方
”一円当たりの満足感が高いものを買う”
このことが大事であり、お金の正しい使い方であると、筆者であり、経済ジャーナリストである木暮太一先生が、経済学をもとに説明されています。
お金の使い方について、非常に考えさせられるものでした。
この本を読んで私が実践したいこと。
この本には、私たちが「カイジ」のようにならないための、お金に対する知識と理解(マネー・リテラシー)がたくさん載っていました。
この本を読んで、マネーリテラシーがないと、「カイジ」のようにどん底に落ちてしまう可能性が十分にあるのだ。という危機感を抱きました。
幸いなことに、私はまだ借金を背負っていません。
では、どん底ではないのか?と言われれば、胸を張って「No!」とは言えませんが。。。(笑)
この良き危機感をもらえたことに感謝して、マネーリテラシーをつけていくことを実践したいと思いました。
まとめのひとこと
「カイジ」のようにならない。
お金に対する知識と理解で防御する。
クズな私だけど、甘い話に騙されないぞ!
また明日(^O^)